氷が食べたい! は危険です
暑い夏は、冷たい飲み物を飲むことが、多くなりませんか? 冷たくて、美味しいですよね。暑さも和らぎ、一時の休息になりますよね。
その時に一口、氷を口の中にポンっと放り込むこと、ありませんか。
応援クリック✩励みになります
誰でも、1度くらいはあると思います。
その程度なら、何の問題もないのですが・・
異常な程、氷を食べたくなる症状 を知ってますか? まさに、5年前の私が、そんな状態に陥っていたのです。
グラスの中に入っている氷だけでは収まらず、冷凍庫の製氷機の中に、パンパンに氷を作り、むさぼるように食べていました。止まらないのです。
「そんなに氷食べたら、体に良くないよ!」ってみんなに言われていました。
「全然、大丈夫!」って。
大丈夫ではなかったのです。
それは、鉄欠乏症貧血による氷食症という、怖い症状だったのです。
氷食症とは?
異常な程、強迫的に氷を食べたくなる症状のこと。
異食症の一種。
異食症とは?
栄養価の無いものを、無性に食べたくなる症状のこと。
土、紙、毛、木炭、チョーク、氷などを食べてしまう症状のこと。
原因は?
詳しくは不明とされている。
ストレスによる精神疾患。
鉄分不足による鉄欠乏性貧血という病気の一種である。
症状は?
氷を強迫的に食べずにいられなくなり、止められなくなる。
病院で血液検査をすることがあると思いますが、その項目に血色素量(ヘモグロビン)ってところを、見て下さい。
ヘモグロビン正常値
成人男性13g/dl〜16,6g/dl
成人女性12g/dl〜16g/dl
貧血レベル数値
軽度の貧血12g/dl〜10g/dl
中度の貧血9g/dl〜7g/dl
重度の貧血6g/dl〜4g/dl
その時の私の数値は6g/dlでした。非常に危険な数値です。めまいもあり、フラフラになっていました。
氷食症かなっと思ったら?
鉄欠乏性貧血を疑い、鉄分の摂取を積極的に行いましょう。ほうれん草、レバーなどがいいでしょう。
それでも改善されない場合は、迷わず病院を受診し検査して下さい。
私は程なく、乳がんが発覚しました。このように大きな病気が隠れている可能性があります。
まとめ
日頃から、バランスのいい食事を心掛け、何か変だなと思ったら、早めに病院に行き検査することが大切です。
今、家の冷凍庫には氷はありません。あれほど食べずにいられなかった症状は、すっかり治りました。
皆さんも、是非気を付けてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。